シモナ・デニコライとイヴォ・プロヴォーストはそれぞれ1972年、1974年生まれ。現在、ブリュッセル在住。
90年代半ばよりデュオとしての活動を開始したデニコライとプロヴォーストは、ありふれた日常を詩的に変換するアート制作活動を展開してきた。彼らのほとんどの作品は、特定のコンテクストにおいて着想されており、そのコンテクストは、オブジェ、人間、共同体、動物、自然環境などに関わるシナリオやプロトコルを使って探索、再構成されている。
作品は最終的に、インスタレーション、ビデオ、ドローイング、印刷物などの形を取るが、そこで終わるものではなく、むしろ出会いや協働を促したり、記憶を呼び起こしたりするもの、また、社会的な先入観を疑ったり、なおざりにされた現実への意識を高めたりするような動的な形態として認識されている。
デニコライ&プロヴォーストは、2024年ヴェネチア・ビエンナーレにベルギー代表として「Petticoat Governement」プロジェクトで参加しました
デニコライ&プロヴォーストの作品を取り扱うギャラリー: LMNO ギャラリー(ブリュッセル)